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FASHION 2017.03.10

Bianca Chandon 17SS Lover Hoodie レビュー

5min

About Bianca Chandon

Bianca Chandon は、シュプリーム クルーであり写真家、DJ、プロスケーターとマルチに活躍しているアレックス・オルソンがスタートさせたブランド。レジェンド スケーター、スティーブ・オルソンを父に持つアレックスは、Call Me 917 も手掛けている。

そんなビアンカ・シャンドンのアイコンとも言える名作アイテムが、今回レビューする Lover フーディ。フランク・オーシャンが Nikes の MV で、ブルーの Lover フーディを着用し、Lover フーディは瞬く間にプレミアムアイテムとなった。

Frank Ocean “Nikes” MV Screenshot

Lover Hoodie Kelly Green
Review

今回レビューするのは、筆者が購入した 2017SS 新作の Lover フーディの新色ケリーグリーンの Lサイズ。

先月、ビアンカ・シャンドンのオンラインでリリースされ、瞬く間に Lover フーディはソールドアウト。そして先日、Dover Street Market Ginza でもリリースされたが、こちらも即ソールドアウトとなった。

それでは概要から。

Photo ©Bianca Chandon

Lover Pullover Hood

Price : ¥24,840(国内価格)
Color : Kelly Green, Lavender
Material : Cotton 100%
Made in Canada

今回、分かりやすいように同じサイズのシュプリームのフーディと比較しながらレビューしていく。比較するシュプリームのフーディは、Week 2 でリリースされた Chenille Arc Logo フーディのレッド。

Lover Hoodie
Lサイズチャート
着丈 : 72cm
身幅 : 59cm
肩幅 : 49cm
袖丈 : 66cm
袖幅 : 22cm
リブ : 8cm

Chenille Arc Logo Hoodie
Lサイズチャート
着丈 : 70cm
身幅 : 61cm
肩幅 : 48cm
袖丈 : 67cm
袖幅 : 25cm
リブ : 8cm

全体感

デザインはオーソドックスなフーディ。後ほど詳しく記載するが、素材や縫製はシュプリームクラスのこだわりがあり、非常に良い作りとなっている。ボディ色は少し黄味がかった鮮やかなグリーンで、プリントは同系の濃色が使用されている。

フロッキープリント

Lover フーディで一番のポイントと言えるのがこのフロッキープリントだろう。フロッキープリントは、顔料プリントやラバープリントに比べ立体感があり風合いも良く、ヴィンテージの雰囲気を出してくれる。

フードデザイン

ここからシュプリームのフーディと比較していく。フードはシュプリームが切り替え 1つの 2枚接ぎに対して、ビアンカ・シャンドンは切り替え 2つの 3枚接ぎとなっている。このパターンの違いにより、シュプリームのフードは尖った形状で、ビアンカ・シャンドンのフードは丸みを帯びている。あまり気にする人はいないと思うが、工程数で言うとビアンカ・シャンドンの方が多く工賃も高い。

細腹

両ブランド共に脇に切り替え(細腹)を入れてフライスを使用している。シュプリームが 1枚パターンに対し、ビアンカ・シャンドンは脇に接ぎを入れている。こちらもビアンカ・シャンドンの方が工程数が多い。ただ、個人的にはシュプリームの様に 1枚仕様のほうが良い。

こだわった縫製

以前、Supreme Box Logo Crewneck レビュー でも書いたが、両ブランド共にフラットシーマ(4本針)ミシンを使用している。フラットシーマの特徴は以前のレビューを参照して頂きたい。フラットシーマは、3本針ミシンや普通のロックミシンに比べ、台数が少ない希少なミシン。縫製技術も必要でコストが高くなる。両ブランド共に、縫製には妥協点がない。両ブランド共にカナダ製。おそらく同じ工場を使っているのだろう。

素材

素材はどちらも裏起毛で、オンスもヘビーウェイト。うーん、糸の細部まで調べないと断言出来ないが、工場同様おそらくシュプリームとビアンカ・シャンドンは同じ素材を使用している。オンス、厚み、風合い、裏の起毛の仕方、組織、どれも酷似している。ビアンカ・シャンドンのヘザーグレーのフーディやスウェットを持っていないので分からないが、ヘザーグレーの杢糸だけシュプリームと違うカラーの杢を選んで、その他のカラーは生機の状態で生地を大量に作り、後染め(生地染め)で、それぞれのブランドのカラーに染めているのだろう。

附属

附属のスピンドル(ヒモ)とハトメも全く同じだ。これも素材同様、シュプリームとビアンカ・シャンドンでシェアしているのだろう。

サイジング

上で記載したサイズチャートみて頂ければ大体把握できると思うが、多少誤差はあるもののサイジングはほぼ一緒だ。ただ、袖幅だけはシュプリームの方が太い。シュプリームが太いというか、ビアンカ・シャンドンの袖が一般的に考えて細いのだ。ビアンカ・シャンドンの Mサイズフーディも所有しているのだが、腕が細すぎて今回の新作は Lサイズにした経緯がある。

さいごに

最初に述べたように、アレックス・オルソンはシュプリームクルーでシュプリームとの親交が深い。だから、発注枚数の少ないビアンカ・シャンドンに対してシュプリームが手助けのかたちで、素材と工場をシェアしているのだろう。

だから国内価格(DSMG 価格)が、24,840円という少し高めの設定なのは妥当ということになる。

今後、ビアンカ・シャンドンのアイテム買う際の参考になれば幸いだ。一番の注意点は袖幅なので、オンラインで買う方は注意しよう。

※Call Me 917 は、所有していないのでクオリティは分かりません。


All Review Photos
©LIFEWARES Inc.

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