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CULTURE 2017.06.02

SSENSE “Dev Hynes x Wales Bonner” インタビューを公開

5min

ミュージシャンとデザイナーが
新しいコラボレーションを語る

Gucci(グッチ)や Comme des Garçons(コム・デ・ギャルソン)をはじめ、Vetements(ヴェトモン)や Fear of God(フィア・オブ・ゴッド)など、ラグジュアリーブランドからインディペンデント・デザイナー、ストリートブランドまで取り扱う高感度オンライン・ブティック SSENSE が、セントラル・セント・マーチンズを卒業し、ブリティッシュ・ファッション・アワードのメンズウェア・デザイナー新人賞にノミネートされ、2014年にブランド Wales Bonner を立ち上げた若手デザイナー Grace Wales Bonner(グレイス・ウェールズ・ボナー)と、常に時代の最先端の音を創り出し、昨年リリースしたアルバム「Freetown Sound」を携えた来日公演が大盛況だった天才プロデューサー Blood Orange(ブラッド・オレンジ)こと Dev Hynes(デヴ・ハインズ)の貴重な独占インタビューを公開。

このインタビューは、62日にロンドンの現代芸術複合センター(ICA)で開催される映画「Practice」プレミア上映に先駆け、グレース・ウェールズ・ボナーとデヴ・ヘインズが新しいコラボレーションについて語っている。

Grace Wales Bonner(グレース・ウェールズ・ボナー)と写真家 Harley Weir(ハーレー・ウィアー)は、4月、Wales Bonner 2017 Fall/Winter コレクション「Spirituals II」のリサーチとキャンペーン撮影のために南アフリカを訪れた。さらに「Spirituals II」コレクションの延長として、新しい映画の撮影も開始した。その成果が「Practice」。デヴ・ハインズ、別名ブラッド・オレンジが音楽を担当した「Practice」は、主人公であるプレトリア出身の17歳ダンサー、Leroy Mokgatle(リロイ・モクハートレ)を通して、幅広い視点から舞踏を探求する。コラージュされたヨハネスブルグとケープタウンのシーンは、地元のミュージシャンやダンサーたちと交流するモクハートレの様子を映し出す。

「Practice」は、6月2日にロンドンの ICA で初公開された後、世界各地で上映される予定だ。ウェールズ・ボナーは旅を写真とビデオで記録し、現場での録音を基にしてデヴ・ヘインズがオリジナルのサウンド・スケッチを制作した。

旅が終わった後、ウェールズ・ボナーはコラボレーターであるデヴ・ヘインズと顔を合わせて、彼の創作プロセス、読書リスト、自分の作品を評価する方法などを尋ねた。

それではインタビューの一部を抜粋して掲載する。

僕が踊るときは
ただ自分の心のため

グレース・ウェールズ・ボナー (以下 ボナー): こういうプロジェクトの場合、どういうアプローチをするの?

デヴ・ハインズ(以下 ハインズ): えっと、先ずプロジェクト全体の雰囲気を考える。そこから、音調や雰囲気を組み立てていく。映像を撮影してるときに、君が音をたくさん録音してたのが良かったよ。それを雛形に使えたから。

ボナー : あなたにとって「Practice」という言葉にはどんな意味がある?

ハインズ : 僕は練習が足りないな、っていつも思ってる。僕がやってるより、本当はもっとたくさん練習しなきゃいけないんだ。でも最近は、僕は自分なりのやり方で練習しているんじゃないか、って思うようになってきた。毎日音楽を作っているし、それも練習のひとつの形なんじゃないかな。

ボナー : ダンスと音楽では、関わり方に違いがある?

ハインズ : 僕が踊るときは、ただただ自分の心のため。瞬間の動きなんだ。楽になるし、リラックスするし、元気になる。それは音楽も同じだけど、音楽の場合は、もっとゆっくり燃焼する。すごくイライラして、ストレスになることもある。だけどダンスは、力を抜いてリラックスする、すごく直感的な表現だな。

ボナー : どんな音楽を聴いてる?

ハインズ : Sam Cooke、Yves Tumor、Kim Jung Mi、Georgia Anne Muldrow、Frank Ocean、Alice Coltrane、Duke Ellington、Quelle Chris、Kingpin Skinny Pimp。

ボナー : 今、どんな本を読んでるの?

ハインズ : Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)の伝記、Jo Rosenthal(ジョー・ローゼンタール)の小説集、Essex Hemphill(エセックス・ヘムフィル)とエイズの流行に関する本。

そこに音楽を作れる可能性がある限り
僕は音楽を作れる

ボナー : ニューヨークであなたに会ったときは、とても多作なアーティストっていう印象だったのを覚えてるわ。今回いっしょに仕事してみて、すごく仕事が速い感じなんだけど、どういう制作プロセスなの?

ハインズ : そこに音楽を作れる可能性がある限り、僕は音楽を作れる。そう思ってるんだ。最初は腰を据えて、時間をかけてじっくり考える。そうやって、やりたいことのために風景を頭の中に描いていく。その後は素材の問題だ。隙間を埋めて行く作業って言えばいいかな。

ボナー : 音に関しては、主に何を参考にするの?

ハインズ : 僕にはテクスチャがとても重要なんだ。それからもちろん、ダンス。ダンスの色んな要素ね。僕がもう知っている場所、それから僕にとっては新しい場所から、音を引き出すんだ。

ボナー : 自分の作品はどう判断するの?

ハインズ : 自分の作品を作り出せて、それ以上手を付け加える必要がないと思ったら、そこで僕はハッピーになる。


全インタビューは下記リンクより見ることができる。

SSENSE “Dev Hynes x Wales Bonner” Interview

上記 SSENSE 特設ページでは、様々な写真や映像と共にインタビューを読むことが出来るので是非チェックしてみて欲しい。

SSENSE.com

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