ひとつは持っておきたい万能アイテム
これから春から夏にかけて暖かくなるにつれて、機能的なポケットが多いアウターウェアがクローゼットの奥で半年間の長い眠りにつき、必要最低限の荷物を入れるバッグが必要不可欠なシーズンが到来する。普段からバックパックやトートなどの大きなバッグを使っている人にとったらさほど問題ではないかもしれないが、両手を自由に使いたい手ぶら派にとったら非常に悩ましい問題だ。両手が使えるバックパックでも良いが、普段から最低限の荷物しか持たない人にとったらバックパックは少し大きすぎる。真夏だと背中の暑さも気になるし、フェスなどでは出来るだけ身軽でいたい。
そこで紹介するのが、昨今再び注目を浴びているウエストバッグ。Belt Bag (ベルトバッグ) とも呼ばれるウエストバッグは、ここ数年でストリートブランドでも多く見られる。Supreme (シュプリーム) は毎シーズン定番として Cordura® (コーデュラ) を使用したウエストバッグをリリースしているが、昨年はそれに加え、レザーのウエストバッグやレオパード柄のフリースを使用したウエストバッグもリリースしている。また、PALACE (パレス) も昨年は2モデルほどウエストバッグをリリースしており、ストリートシーンでは注目アイテムのひとつとなった。
今回紹介するのはストリートブランドではなく、長く使え、スタイルに品を与えるワンランク上のウエストバッグをピックアップ。
GUCCI
Webbing-Trimmed Printed Full-Grain Leather Belt Bag
まずは、Alessandro Michele (アレッサンドロ・ミケーレ) がクリエイティブ・ディレクターになって以降、息を吹き返した GUCCI (グッチ) のベルトバッグ。上質なフルグレインレザーにグッチのクラシックなロゴがプリントされた存在感あるバッグ。もちろんストラップは、グッチカラーのストライプテープを採用。
BALENCIAGA
Logo-Print Canvas Belt Bag
続いては、Vetements (ヴェトモン) のヘッドデザイナー Demna Gvasalia (デムナ・ヴァザリア) がクリエイティブ・ディレクターを務める BALENCIAGA (バレンシアガ) のベルトバッグ。ブラックのキャンバスにブランドロゴを全面に配している。キャンバスのため気兼ねなく使用でき、大きめの容量なので色々なものを入れることができる。
PRADA
Nylon belt bag
3つ目は、PRADA (プラダ) のナイロン製のベルトバッグ。プラダのベルトバッグは、OFF-WHITE™ (オフホワイト) のクリエイティブ・ディレクター Virgil Abloh (ヴァージル・アブロー) がプライベートでも使用している (メインイメージ参照) 注目の一品。筆者も20代の頃、プラダのウエストバッグを使用していたが、ポケットが多くて非常に使いやすくヘビーユースしていた。ロゴドンではなく、品のあるさり気ないメタルロゴが好印象。
Bottega Veneta
Bottega Veneta Black Intrecciato Belted Bag
ブランドロゴを見せつけるのが嫌いな方にはうってつけ。Bottega Veneta (ボッテガ・ヴェネタ) のベルトバッグは、フルグレインレザーを贅沢に使用し、フロントパネルに配されたお馴染みの編み込みで存在感を演出。ロゴが無くともボッテガと解るこのディティールは秀逸。ストラップはベルトタイプのハトメ付きグログランテープを採用。
Jimmy Choo
Jimmy Choo Black Derry Stars Waist Bag
最後は、Jimmy Choo (ジミー・チュウ) のウエストバッグ。バイカーレザーを使用し、フロントパネルにはジミー・チュウのアイコンであるスタースタッズが打ち込まれている。スタッズはガンメタカラーのため、イヤらしさがなく気品高い仕上がり。
Main Image: Vogue
LIFEWARES Staff
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