NIKE Air Max 97 LX “Swarovski” 登場

約55,690個のスワロフスキーを使用した
ゴージャスでラグジュアリーな一足

今年で20周年を迎えた NIKE Air Max 97 (ナイキエアマックス 97) より、スワロフスキー社とチームアップしてデザインした NIKE Air Max 97 LX が登場。

Air Max 97 の中で一番の人気を誇るカラーウェイ “Silver Bullet” は、マウンテンバイクの仕上げに使われる工業用塗料に着想を得たシルバーで、暗がりで車のヘッドライトやカメラのフラッシュを当てるとその効果が最も顕著にわかる反射素材がシューズの全面に施されている。その2年後には、ゴールドのモデルも加わり、メタリックな光沢がこのシルエットを象徴する要素となった。

新しいシューレースシステムとフルレングスのクッショニングウィンドを初搭載した Air Max 97 は、ナイキのスポーツスタイルのイノベーションの先駆的な存在となった。2017 Spring & Fall シーズンに、NIKE Women のデザイナーたちはその可能性をさらに押し拡げるべく、素材のパイオニアであるスワロフスキー社と同社のクリスタルファブリックに目を向け、独創的な形で Air Max 97 をデザインし、耐久性を強化した。カットされたクリスタルとカットされていない極小のクリスタルがぎっしりと詰まったこの素材は、キラキラと光りながらもザラついた質感で、オリジナルかつ特徴的な光沢感を表現している。

アッパーには、約55,690個のスワロフスキー・クリスタルを使用している。

スワロフスキー・クリスタルファブリックは、1平方メートルあたり約171万個のスワロフスキー社製クリスタルを含んでいる。

かかと全体に渡る1枚仕上げの細革をはじめ、Air Max 97 の波の模様に合わせてシューズサイズごとに精密に作られた生地パターンを熱定着法でシューズに縫い目なくあしらっている。シューズが動くとクリスタルが光を屈折させ、キラキラと輝く。

ナイキのデザイナーたちは「クリスタルコメットアージェントライト」というスワロフスキー・クリスタルファブリックの素材に関心を持ち、これを Air Max 97 に採用した。

スワロフスキー・クリスタルを配した Air Max 97 LX は、Spring シーズンに黒モデルが発売されたが、今回 Fall シーズンではウィメンズのみでシルバーのモデルが発売される。今回のプロジェクトで NIKE Women は、シューズにスワロフスキー・クリスタルを初めて用い、ナイキとしてもクリスタルを Air Max 97 にあしらうという初めての試みとなった。

今回のコラボレーションについて、スワロフスキー社の理事マルクス・ラングは次のように語った。

スワロフスキー社にはイノベーションと、創造的なコラボレーションを行う誇り高き伝統があります。ナイキ社と今回、共同開発することができて光栄でした。エアマックス 97は非常に特徴的なデザインが全面に施されたシルエットで、そのスピード感とスワロフスキーの持つ光が出会うとどうなるのだろうかと想像を掻き立てられました。