LA発リメイクブランド LONGJOURNEY にフォーカス

ヴィンテージ古着を解体し再構築

2000年以降、環境配慮による取り組みで「3R」と呼ばれている <Reduce : 減らす> <Refuse : 繰り返し使う> <Recycle : 再資源化する> が推進されているが、ファッション業界では <Remix : 新たな創造のために既にある資源を再編集する> <Repair : 壊れても直せるものは修理して使う>、airCloset などのファッションレンタルに通ずる <Rental : 個人として所有せずに借りて済ます>、そして、フリマアプリなどに該当する <Rebuy : リサイクルされたものやリユース品を積極的に購入または利用する> などの「4R」が、ここ数年注目されている。

そんな中、ヴィンテージのデニムアイテムやチャンピオンのスウェット、Tシャツ、スーツなどを解体し、アソートで再構築するロサンゼルスを拠点とするメンズウェア・ブランド LONGJOURNEY（ロングジャーニー）が注目を浴びている。

日本国内にもリメイクブランドはいくつか存在するが、LONGJOURNEY はミリタリーウェアやワークウェアをベースに構築しながらも、シルエットはモードを意識しているため、他のリメイクブランドとは一線を画し、ハイファッションへ昇華している。

LONGJOURNEY のアイテムはすべてアメリカで縫製（再構築）されており、一点一点仕様や見え方が異なる一点モノとなる。ヴィンテージ好きはもちろん、ストリートヘッズやラグジュアリー好きにもオススメできるブランドなので、今後も注目して欲しい。日本ではバーニーズ・ニューヨークや大阪の Boutique Hermitage などで展開している。ジャスティン・ビーバーなどの著名人も着用しているのでブレイクするのは時間の問題だろう。

最後に今シーズンの注目アイテムを紹介するので気になるものがあればチェックしよう。